店舗やイベント会場などの販促活動において、商品を目立たせたり、顧客に足を止めてもらったりするうえで重要になるのが「販促什器」です。
販促什器は、単に商品を並べるための棚ではなく、商品の魅力を最大限に引き出し、購入意欲を高めるための重要な要素です。
今回の記事では、「販促什器とは何か」という基本から、主な種類とその特徴、活用時の注意点を詳しく解説します。売り場づくりのヒントとして参考にしてみてください。
販促什器とは何?
店舗やイベントなどで商品を陳列・展示し、販売を促進するための専用の棚のことです。
一般的な店舗什器が「商品を並べて陳列すること」を主な目的とするのに対し、販促什器は顧客の注目を集め、購買意欲を高めるものです。そのため、ブランドロゴを大きく配置したり、商品の形状に合わせた構造を採用したりと、広告としての機能も兼ね備えているのが特徴です。
最近では、環境負荷の軽減や設置・廃棄のしやすさから、段ボールや厚紙を使用した紙製什器が採用されるケースも増えており、期間限定のキャンペーンやシーズンごとの入れ替えにも柔軟に対応できるようになっています。
主な活用シーン・場所
販促什器は、主に以下のような場所で活用されます。
スーパーやドラッグストア
新商品のプロモーションや、季節の特設コーナーを設ける際に使用されます。
家電量販店やホームセンター
商品のデモンストレーションや機能説明の補足として活用されるほか、レジ横ではついで買いを促す目的で設置されることもあります。
百貨店やアパレルショップ
ブランドの世界観を演出する期間限定のポップアップストアや、新作コレクションのプロモーションなどに活用されます。
展示会やイベント会場
高さを出して視認性を高めたり、目を引く配色を施したりすることで、多くの来場者の中から自社ブースを見つけてもらいやすくします。
【販促什器】主な種類とその特徴

売り場のスペースや商品の形状に合わせて、最適な販促什器を選ぶことが効果を高めるためには重要です。ここでは、販促什器の主な種類とその特徴を紹介します。
フロア什器
床に直接置いて使用する存在感のある什器です。
顧客の目線に合わせた設計が可能で、遠くからでも目に入りやすく、多くの商品をまとめて陳列することができます。円形で製作し、360度どこからでも手に取れる設計にすれば、通路中央への設置にも最適です。
ブランドロゴやキャッチコピーを大きく印刷できる面積が広いため、高い訴求力があります。
カウンター什器
レジカウンターや既存の陳列棚の上に置いて使用する小型の什器です。
レジ横や棚の空きスペースなどを有効活用しつつ、陳列した商品をより目立たせることができます。
レジ横などに設置すれば、会計待ちの顧客に対して、ついで買いを促す効果があるため、手に取りやすい価格帯のアイテムを陳列するのに適しています。
ハンガー什器
店舗の壁面や天井などに吊るして商品を陳列できる什器で、吊り下げ什器とも言います。
吊り下げるための紐やフックなどが什器の上部に付いており、店舗スペースを占有せず、デッドスペースなどを活用できるメリットがあります。
新商品や季節商品などを目立たせて陳列できるほか、お酒コーナーのデッドスペースを使っておつまみを置くなど、関連商品を近くに配置することで、一緒に手に取ってもらいやすくなります。
エンド什器
売り場の棚の端、通路に面した場所に設置されるのがエンド什器です。
通路に面していることで視認性が高くなり、商品を見つけて手に取る機会が増えやすいというメリットがあります。季節商戦や大型キャンペーンなど、特に力を入れたい商品の展開に適しています。フロア什器と組み合わせることで、より立体的な演出も可能です。
販促什器を活用する際の注意点

販促什器を製作しても、売り場の状況に合っていなければ十分な効果を得ることができません。
ここでは、販促什器を活用する際の注意点を紹介します。
販促什器の種類の選定
まず、プロモーションの目的と設置場所に最適な什器の種類を選ぶことが重要です。
例えば、広い通路があるなら存在感のあるフロア什器が有効ですが、限られたスペースでの設置が必要な場合にはハンガー什器でデッドスペースを活用すると良いでしょう。
目立たせたいからと無理に大きな什器を選ぶのではなく、販促什器の種類や特徴を把握したうえで、店舗スペースや設置商品に適した什器を選びましょう。
デザイン
デザインが派手であれば良いというわけではありません。商品のパッケージやブランドのトーン&マナーと合っていないと、顧客に違和感を与えてしまいます。
また、店舗全体の雰囲気から浮きすぎていないか、逆に馴染みすぎて埋もれていないかという視点も大切です。ブランドロゴの視認性だけでなく、印刷の質感(マットか光沢か)までこだわることで、商品の付加価値を高めることができます。
サイズ
什器のサイズ設計は、顧客の動線を意識することが不可欠です。
什器が大きすぎると、顧客の通行やカート、ベビーカーでの移動を妨げ、店舗全体の動線を妨げてしまいます。一方で、周囲の棚に対して小さすぎると、什器自体が埋もれて販促効果が半減します。
設置予定場所の通路幅を事前に計測し、顧客が無理なく立ち止まって商品を手に取れるゆとりを考慮したサイズ設計を心がけましょう。
耐久性
紙製什器(段ボール・厚紙)の場合、陳列する商品の重さに耐えられる構造かどうかが重要です。
重い商品を載せて棚がたわんだり、顧客が少し触れただけで転倒したりするようでは、ブランドや店舗の信頼を損なうだけでなく、事故につながる恐れがあります。
どの商品をどのくらい陳列するかを決めたうえで製作依頼をし、商品によっては補強パーツを追加するなど、安全面にも配慮しましょう。
扱いやすさ
設置や移動のしやすさ、商品の補充のしやすさなどの店舗スタッフ目線での扱いやすさも重要です。
商品の補充がしづらい設計は、品切れ状態を招きやすく、販売機会の損失につながる可能性があります。また、イベントや展示会で使用する場合は工具不要で短時間で組み立てられるかも重要なポイントです。組み立てが複雑すぎると、現場でのスタッフの負荷が大きくなってしまうでしょう。
廃棄のしやすさ
キャンペーン終了後の販促什器の撤去作業や処分のしやすさも考慮しておきましょう。
大型のプラスチック製や金属製の什器は、耐久性が高い点が魅力ですが、処分にコストや手間がかかります。リサイクル可能な紙製什器であれば、比較的簡単に解体や廃棄ができるというメリットがあります。
販促什器を活用するなら
効果的な売り場作りには、適切な販促什器の種類の選定やサイズ、デザイン、耐久性なども考慮する必要があります。
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