視認性が高く、ブランドや商品、サービスを効果的にアピールすることができる電装POP(光るPOP)の導入には様々なメリットがあります。
今回の記事では、光るPOPを導入するメリット・効果をはじめ、デメリット・注意点、活用例などを紹介します。自社の商品やサービスの効果的なPRブランディングが可能なPOPを活用したい場合にはぜひ参考にしてみてください。
電装POP(光るPOP)とは?

電装POP(光るPOP)とは、主に店舗や商業施設で用いられるLEDやネオンなどの発光機能を備えたPOPを指します。一般的な紙やボードのPOPと異なり、視認性が高く、遠くからでも目立つのが特徴です。
ただ光るだけでなく、点滅したり、人感センサーで人を感知すると発光するものなどもあり、店舗だけでなく、展示会やイベント会場などでも活用されています。
棚下に設置できて商品にライトを当てられるタイプのものや、裏からライトを当てて光らせるディスプレイ什器など、電飾POPにも様々な種類があります。
電装POPのメリット・効果

店舗内や外でPOPを活用することで来店数や購買意欲の向上、イメージアップなどにつながります。POPを設置することで、顧客にブランドや商品の魅力をより効果的に伝えられ、キャンペーンや特典サービスの告知などもすることができます。
電装POPは、通常のPOPよりも効果が高く、大きなメリットや効果があります。
その主なメリット・効果として「遠くからでも目立つ」「訴求力を高められる」「コストパフォーマンスが高い」というのが挙げられます。
遠くからでも目立つ
光ることから視認性が向上し、遠くからでも人の目を引きやすくなります。店舗や商業施設、イベント会場などで電装POPを導入することで、来店、来場を促すことができます。
また、暗い場所や照明が限られた環境では、通常のPOPではあまり効果を発揮しないのに対して、光るPOPであればそのような環境でも効果的にアピールが可能です。
訴求力を高められる
光の演出を加えることで、商品の魅力やブランド・店舗のメッセージをより強く伝えることができます。動的な発光や色の変化を取り入れることで、周囲にいる人の関心を惹きつけ、購買意欲を高める効果が期待できます。特に注目を集めたい商品に対して使用することで、視覚的なインパクトを与え、消費者の関心を高めることができます。
例えば、季節ごとのキャンペーンや新商品の発売時などにおすすめで、特別な光の演出を加えることで、より多くの人にアピールできます。
コストパフォーマンスが高い
似た販促ツールとして、動画や画像コンテンツを流せる電子POPがありますが、電子POPはディスプレイや専用機器の導入が必要なため、初期費用や運用コストが高くなる傾向にあります。一方、電装POPはLEDやネオンライトなどを活用したシンプルな構造であるため、導入コストを抑えつつ、効果的な販促が可能です。
LEDを使用した電装POPにすれば、消費電力が少なく、ランニングコストも抑えることができます。
そのため、長期間の販促活動でも活用しやすく、低コストで高い効果を発揮するため、コストパフォーマンスが高いといえます。
電装POPのデメリット・注意点

電装POPは、光ることによる様々なメリットや効果がある一方で、デメリットや注意点もあります。
その主なデメリット・注意点としては「電源や電池が必要」「故障リスクがある」「通常のPOPに比べて初期費用が高い」というのが挙げられます。
電源や電池が必要
当然ですが、光るPOPを使用するためには、電源や電池が必要になるため、環境や場所によっては設置が難しく、延長コードを利用する場合には、利用者やスタッフが引っかからないような工夫や配慮が求められます。
バッテリー式の場合には、電源や設置場所に関する心配をする必要はありませんが、バッテリーや電池の交換などの管理やメンテナンスが発生します。
故障リスクがある
電子部品を使用しているため、設置場所や保管方法、使用の過程によって故障する可能性があります。
湿気や温度の変化、超負荷や経年劣化などが故障の原因となることがあり、適切な管理が求められます。また、衝撃にも弱いため設置場所の配慮も必要で、電装POPは管理負担が大きくなる場合があります。
耐久性の高い電装POPを選ぶことはもちろん、万が一の故障に備えアフターフォローや保証のある製品・業者を選ぶと安心です。
通常のPOPに比べて初期費用が高い
通常の紙やボードのPOPに比べ、電装POPは初期コストが高くなります。
費用が高くなるのは、LEDやネオン、ELシートなどの発行技術を使用しているためです。企業ロゴや特殊な形状などのオーダーメイドや、特殊な発光パターンを利用したいといったカスタマイズ、屋外用の防水や対候性を高めた素材を使用する場合にはより費用が高くなります。
また、コンセント式、バッテリー式、ソーラー式などの電源方式などによってもコストが異なります。バッテリー式やソーラー式などは、持ち運びが可能な反面、バッテリーの搭載によって費用が高くなる傾向にあります。 そのため、使用環境や設置場所に合わせて最適な仕様を選択し、予算に応じた計画を立てることが重要です。
電装POPの活用例
電装POPはどのようなシーンで活用できるのでしょうか。ここでは、活用例を紹介します。
①商品の販促ツールとして活用
まず一つ目に、商品の販促ツールとしての利用です。利用方法は通常のPOPと同じですが、光るPOPにすることで、より視認性が向上するので、新商品やセール品などの訴求に適しており、店内の導線に設置することで衝動買いを促進でき、入り口付近でお得な情報を知らせれば、消費者の購買意欲を高められるでしょう。
②イベントや展示会での活用
イベントや展示会での活用もおすすめです。多くのブランドやショップ、企業が参加する展示会などで、自社のブースを目立たせるためのツールとして電装POPが活躍します。特に、ブランドのロゴやキャッチコピーを光らせるなどの使い方が効果的で、来場者の関心を引くことができるでしょう。さらに、演出や効果を加えるライトエフェクトを取り入れれば、他の企業やブランドとの差別化を図ることができます。
③夜間営業の店舗での活用
夜間にも営業する飲食店などでは、店頭に電装POPを置くことで、顧客が足を留めるきっかけにもなるでしょう。光でメニューを見やすくすることで、来店を促すことができます。店舗やブランドのイメージや外観に合わせたデザインの電装POPにすれば、世界観を表現でき、個性が際立ちます。
④デジタルサイネージとの併用
デジタルサイネージと電装POPを組み合わせるのもおすすめの活用方法です。画像や動画・アニメーションと光るPOPを併用することで、動的な演出が可能になり、より強いインパクトを与えることができるでしょう。期間限定のプロモーションや特別なイベント時には、リアルタイムに情報を更新しながら発信することができます。
電装POPを活用してみては
電装POPは、通常の紙やボードのPOPと比べて視認性が高く、来店を促したり、新商品やセール品などへ顧客を誘導しやすく、また長期的に見るとコストパフォーマンスが高いというメリットがあります。
通常のPOPと違ってひと際目立つので、設置場所や用途に応じた仕様を選ぶことで、より効果を発揮し、消費者の購買意欲を高めることができるでしょう。
電装POPは、顧客の購買意欲を高められる一方、電源の確保や故障、初期費用が高くなるというデメリットもあるので、製作の際には、店舗の広さや使用方法などを計画的におこなう必要があります。
なお、東京や大阪周辺で、電装POPの導入や活用をお考えであれば、ぜひ「JEM」へご相談ください。
JEMでは、お客様の電装POPに際して、企画・設計から携わらせていただき、お客様に寄り添い、より良いPOPを製作するためのお手伝いをさせて頂いております。コストや納期の管理もワンストップで実現する体制を整えておりますので、企業のご担当者様の負担を減らすことができます。
電子部品を利用することから、電装POPには故障のリスクもありますが、JEMでは「納品して終わり」ではなく、納品後のアフターフォローも徹底しておりますので、安心してお任せください。
「まずは気軽に相談したい」「すぐにコストを確認したい」といったご相談も大歓迎ですので、ぜひお気軽にJEMにご相談ください。