カウンター什器は、商品の魅力を伝えたり、効率よく並べられるだけでなく、顧客の購買意欲を高めることができる什器です。
より高い効果を期待するのであれば、カウンター什器を設置する目的や設置場所に応じた設計・デザインが求められ、適切に製作・活用することが大切です。
今回の記事では、「カウンター什器とは何か?」という基本的な部分から、製作時のポイントまで詳しく解説します。
カウンター什器とは?
主に、レジカウンターや商品の陳列棚に設置し、商品を並べたり、チラシなどを置いたりするのに使われる什器です。商品の存在感を高めたり、目につきやすい場所に設置してPRをするのに活用されます。スーパーやドラッグストア、雑貨店、百貨店、アパレルショップ、展示会、イベントなど多くの場所で活用されています。
陳列棚に設置することで、おすすめ商品を目立たせたり、効率よく陳列することができ、レジカウンターなどに設置すれば、ついで買いを促すことができます。また、キャンペーンチラシや、お店のアプリにアクセスできるQRコードを印刷したカードなどを置くといった使い方もできます。
基本的に紙製が主流で、比較的低コストで製作できます。そのため、短期間のキャンペーンや新商品のプロモーションなど、一時的な販促にも使用しやすいです。
カウンター什器の特徴と注意点

ここでは、カウンター什器についてより詳しく解説します。
以下で「特徴・メリット」「注意点」を紹介します。
特徴・メリット
カウンター什器は、様々な形状で製作ができ、デザイン面が比較的広いことから、効果的な販促什器となります。
ひな壇型、仕切り付き、商品形状に合わせて穴が開いているもの、フックを付けられるものなど多様で、商品の見せ方や販促効果を高める工夫が可能です。使用後の処分も容易で、保管の手間やコストがかからない点も大きなメリットと言えます。
また、カウンター什器を活用すれば、商品を埋もれさせず、きれいに陳列することが可能となります。陳列棚に置いただけでは目立ちにくい商品も、カウンター什器を使うことで顧客の目に留まりやすくなるでしょう。
注意点
紙製のカウンター什器は軽量で扱いやすい反面、他の什器と比較して湿気や衝撃に弱く、商品によっては、重量に耐えられない可能性もあります。そのため、耐荷重の確認が重要で、必要に応じて強度の高い素材を組み合わせる必要があります。さらに、設置環境によっては、湿気対策としてラミネート加工を検討したほうが良いでしょう。
さらに、形状や構造が商品に合っていないと、陳列しづらくなったり、手に取りにくくなることもあります。設置する商品サイズに合わせた最適なカウンター什器を使用するのも重要なポイントです。
カウンター什器製作時のポイント

ここでは、カウンター什器の製作時のポイントを「サイズ」「デザイン」「機能性」に分けて紹介します。
カウンター什器の製作を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
サイズ
まず大切なのが、設置するスペースや陳列する商品に合わせたサイズにすることです。例えばレジカウンターは、限られたスペースであることが多く、什器が大きすぎると邪魔になることがあります。また、陳列什器に設置する場合は、サイズが合っていなかったり、小さすぎると商品の魅力が十分に伝わらなかったり、存在感が出にくくなります。
設置場所の奥行きや高さに合っていないと、設置が難しくなったり、視認性が悪く、商品が取りにくくなってしまうこともあります。設置場所の高さや奥行きを事前にしっかり確認し、バランスを考慮して設計しましょう。
デザイン
カウンター什器は商品だけでなく、店舗やブランドの印象を左右するものでもあります。新商品の設置に使用する場合は、視認性に優れたデザインが求められますが、店舗やブランドイメージに合わないと、内装との調和が乱れてしまいます。
使用するベースカラーは、演出したいイメージに合わせた色を選びましょう。例えば、自然や安らぎを演出したいならグリーン系、可愛いらしや、甘さなどをイメージさせたい場合にはピンク系、高級感や神秘的なイメージにしたいのであればパープル系が適しています。
また、新商品や期間限定商品の陳列に使用するのであれば、視認性を上げるために、「NEW」「数量限定」などのワードを入れるのもおすすめです。
機能性
機能性も見逃すことはできません。例えば、簡単に組み立てられると、現場での負担を大きく減らすことができます。商品の補充や入れ替えがしやすい構造であれば、作業効率を上げることができます。
また、什器の下部や背面などにストックスペースを作ることで、補充がしやすくなります。特に売れ行きの早い商品や、在庫スペースが多く取れない店舗の場合では、ストックスペースがあれば効率的に商品を管理できます。
カウンター什器を製作するなら

カウンター什器の製作をご検討されているのであれば、ぜひ「JEM」にご相談ください。
JEMでは、最適な「コスト・納期・クオリティ」を担保したサービスを提供しており、什器、POPなどの製作のご依頼を承っております。
製作したい什器に合わせて、提携している専門企業の中から、「最安・最早・最高」クオリティを提供できる企業を選定いたします。
お問い合わせをお受けしたら、ご要望やご予算をヒアリングさせていただいており、何も決まっていないという場合は、企画段階のご提案から納期管理までしっかりサポートし、商品の品質も担保しております。。窓口はJEMの担当者が行いますので、担当者様には納期管理業務といった手間を省けるメリットもございます。
「カウンター什器を作りたいけど何からしたら良いか分からない」「とりあえず試作品の作成を依頼したい」といったご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
カウンター什器を活用する場合には
カウンター什器は、陳列棚やレジカウンターなどに設置して、商品を効率よく陳列でき、ついで買いを促すことができる陳列什器の中のひとつです。
製作の際には、設置する場所や陳列する商品に合わせたサイズや、店舗やブランドイメージを損ねないデザインが求められ、スタッフの負担を減らすことができる機能性も重要なポイントです。
弊社、「JEM」にご依頼いただければ、企画段階のご提案から納品管理や品質管理まで対応しており、高品質なカウンター什器の製作が可能です。
ぜひ、お気軽にご相談ください。