ディスプレイ什器は、店舗の売場構成において不可欠なツールであり、ディスプレイ什器の選び方によって商品を効果的に訴求できるかどうかが左右されます。そのため、ディスプレイ什器の種類や商品陳列のコツを理解することが売上アップの鍵です。
本記事では、ディスプレイ什器の概要やディスプレイ什器の選び方について解説しています。また、商品陳列のコツについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ディスプレイ什器とは?

ディスプレイ什器は、店舗や展示会などで商品や情報を展示するために使用されるさまざまな器具やスタンドのことを指します。これには、店舗内の陳列棚やディスプレイスタンド、デジタルサイネージなどが含まれます。
また材質は、アクリルやスチールなどさまざまな素材があり、複数の材質を組み合わせることも可能です。機能的で使い勝手の良いディスプレイ什器は、商品の売上向上に貢献します。
ディスプレイ什器の選び方

次に、ディスプレイ什器の選び方について解説します。
- 種類・タイプ
- サイズ
- 材質
それぞれについて詳しくみていきましょう。
種類・タイプ
ディスプレイ什器の種類・タイプは主に以下のとおりです。
種類 | 特徴 |
ゴンドラ什器 | 商品陳列をするための什器で、スーパーやドラッグストアで広く利用されている。スチール製で組み替え可能なものが多い |
フロア什器 | 店舗や展示スペースなどで使用される床面に設置するタイプの陳列什器で、移動が容易なものから固定された大型のものまで幅広く存在する |
ディスプレイ什器 | 店舗や展示会場などで商品を展示するために使用されるさまざまな種類の装置やスタンドを指しており、商品を効果的にアピールできる |
ジャンブル什器 | 商品を大量に陳列できる投げ込み式の什器。安さやお買い得感を訴求するのに適している |
カウンター什器 | 店舗やオフィス、展示スペースなどで使用されるカウンター型の陳列什器で、主にレジカウンターや案内用カウンターとして利用される |
吊り下げ什器 | 設置スペースが狭い場合でも、吊り下げる場所さえあれば設置できる。業種を問わず活用でき、顧客の視界に入りやすい |
ネット什器 | フック状の部分に商品を引っ掛けるタイプの什器です。棚にかける種類やキャスターが付いていて回転させる種類などがある |
ディスプレイ什器には、これらの種類やタイプが存在します。設置する場所のスペースや陳列する商品、キャンペーン内容などによって適切なものを選ぶようにしましょう。
サイズ
ディスプレイ什器を選ぶ際は、店舗や設置する場所のサイズを考慮する必要があります。店舗のスペースや天井の高さ、設置場所の形状などに合った什器を選びましょう。
もし、店舗に充分なスペースがある場合は、大型の什器を選ぶとインパクトがあり、顧客の興味を惹きつけることが可能です。また、通路の幅や動線も考慮し、スムーズな店舗回遊を実現させられるように工夫してみてください。
材質
ディスプレイ什器に利用される材質は主に以下のとおりです。
素材 | 特徴 |
スチール・アルミなど金属 | 一般的な素材で、ボードタイプやメッシュタイプなど種類が豊富にある |
ダンボール | 加重や衝撃に強く、低コストで導入できる |
木材 | 木材特有の雰囲気があり、特徴を活かした店舗づくりができる |
アクリル | 透明なものが多く、商品の魅力をそのまま伝えたい場合に適している |
ディスプレイ什器に使用される材質には、これらの材質があり、それぞれに異なる特徴を持っているため、陳列したい商品に応じて適切な材質を選ぶ必要があります。
ディスプレイ什器を利用した商品陳列のコツ

次に、ディスプレイ什器を利用した商品陳列のコツについて解説します。
- 装飾の色や素材感に統一性を持たせる
- 商品をグループ分けする
- 空間のメリハリを意識する
- 商品を見やすく陳列する
- 清潔で綺麗なディスプレイを意識する
それぞれについて詳しくみていきましょう。
装飾の色や素材感に統一性を持たせる
はじめて店舗を訪問する顧客にとって、店舗の入りやすさや店内の雰囲気は売上に直結する重要な要素の1つです。そのため、什器の配置には十分な余裕を持たせ、他の顧客とぶつかることがないような開放的で視認性の高い商品陳列を心がけましょう。
また、店内の商品を隅々まで見てもらうためには、動線を意識した商品配列も重要です。そこで、店舗の奥までスムーズに進めるような商品陳列や、POPや装飾により、店舗の奥へ顧客を誘導できるような工夫が求められます。
商品をグループ分けする
商品を陳列する際には、コンセプトや商品カテゴリーに応じてグルーピングするのがおすすめです。これにより、顧客が求めている商品を探しやすくなり、類似している商品と比較検討しながら商品選びをすることができます。
こちらは業種によってグループ分けが大きく異なってきます。
たとえば、同系色や同素材などでまとめると見やすくなる場合もありますが、アパレル系などの場合は、インナー、アウター、トップス、ボトムスでのグループ分けはもちろん、そこから更に素材、色などで分けていく必要があるでしょう。
また、雑貨店などでは、キッチン用具、リビング雑貨等がごちゃまぜになっていると顧客は探しにくくなってしまいます。
グループ分けをきちんと配慮しないと、最適なディスプレイ什器を選ぶことが出来なくなってしまうので、じゅうぶんに注意しましょう。
空間のメリハリを意識する
商品を陳列する際は、ディスプレイと何もない空間のメリハリをつけるように意識しましょう。特に、多くの商品を陳列させたいからといって、高さや幅などを目一杯に利用してディスプレイをしてしまうと、顧客へごちゃごちゃした印象を与えてしまいかねません。
特に、ブランドイメージとして、スタイリッシュな印象を与えたい場合は、空間の余白を大きくして、スッキリとしたディスプレイの配置にする方が効果的です。このように、ディスプレイの設置方法によって、どのような店舗イメージになるのか意識しながら、配置を決めるのがおすすめです。
商品を見やすく陳列する
商品を陳列する際は、見やすい商品配列が求められます。たとえば、商品のラベルやパッケージの向きを揃えるフェイシングという陳列方法がおすすめです。また、商品が手に取りやすいかどうかも大切な要素です。
さらに、注目商品や売れ筋商品については、なるべく多くの陳列スペースを設け、売れ行きのよくない商品は少なくするなどのメリハリもつけると、売りたい商品に注目が集まりやすくなります。
清潔で綺麗なディスプレイを意識する
ディスプレイ什器を利用して商品を陳列する際は、清潔で綺麗なディスプレイを意識するようにしましょう。顧客がはじめて店舗に訪れた際に、店内が乱雑で汚れているような状態では、リピーターの獲得は難しいといえます。
そのため、什器の下や陳列棚に埃がたまっていないか、陳列棚のガラスが指紋でいっぱいになっていないか注意し、毎日入念にチェックするようにしましょう。また、ディスプレイ什器の配置についても、整然として統一感のある配置を心がけることが必要です。
工夫があったり、顧客がはっと驚くようなディスプレイも魅力的ですが、清潔であることは非常に重要なポイントなので、日々の管理がしやすいディスプレイ什器であることも選ぶ際の大切なポイントといえるでしょう。
ディスプレイ什器を制作するなら

この記事では、ディスプレイ什器の概要やディスプレイ什器の選び方、ディスプレイ什器の商品陳列のコツについて解説しました。
ディスプレイ什器は、売場構成において欠かせないツールの1つであり、さまざまな形状や素材のものが存在します。ディスプレイ什器を選ぶ際は、店舗のサイズや天井の高さ、陳列する商品やキャンペーンの内容に応じて、訴求力の高い什器を選ぶことがポイントです。
なお、弊社「JEM」では、ディスプレイ什器やPOPの提案・制作も行っており、さまざまなタイプの什器が制作可能です。
什器やPOPの制作を依頼したいという方は、ぜひ弊社「JEM」までお気軽にご相談ください。